現在の会社で必要とされている資格とは

今の時代、どんなに学生時代に偏差値が高くても、6大学と言われている大学を卒業しても、即戦力にならなければ採用しない会社が多くあります。

 

一昔前までは、学歴で新卒を採用して仕事を覚えさせていくという方法が主流でしたが、せっかく仕事を覚えさせても辞めてしまったり、ゆとり教育で育った世代は忍耐力が低いということで、会社としてはすぐに役立つ人材を求める傾向にあるのです。

 

ですが、履歴書を見て数分間の面接を行っただけでは、どんな人でもその人に実力があるのかどうかは判断できませんよね。
そこで、力を発揮するのが資格です。

 

資格には様々な種類があり、一体どの資格をとるのが就職に優位なのか。
また、どんな資格を今の会社は求めているのか。

 

今日は、そんな今時の会社が求める資格事情についてご紹介したいと思います。

 

 

幅広い会社が必要としている簿記認定

 

どんな職種でも必ず存在するのが経理ですよね。
会社の収支を記録していくという作業はとても重要であり、知識があればあるほど会社にとっては優位になります。

 

簡単そうに思える作業でも、丁寧さと正確性が求められる経理業務では簿記認定資格を持っている人ほど採用されやすく、簿記3級以上の資格を持っていることで就職には有利になります。

 

また、どんどん認定試験にチャレンジして1級まで極めると税理士や会計士を目指す人のレベルにまで達するため、資格を取得する本人自体も選択肢の幅が広がっていきます。

 

簿記の資格を取得するためには独学でも可能ですが、通信教育やスクールに直接通うといった方法もあります。
短い時間で初心者が簿記認定を取得したい場合は、通信教育やスクールなどに通い知識ある人から学ぶのがベストです。





不動産業界で優位になる宅地建物取得主任者

 

宅地建物取得主任者いわゆる「宅建」ですが、この資格は不動産業界での就職を非常に優位にしてくれます。
各不動産事務所では、5人に1人の割合で宅建取得者を置くことが義務付けられており、多くの事務所で有資格者は必要とされています。

 

資格を取るには、こちらも独学・通信教育・スクールとありますが、かなり内容が難しく専門的な知識を数多く覚えないといけないため、スクールに通い授業を受ける形で資格取得を目指すのが無難です。

 

また、この資格は金融関係の職種からも重宝されているため、就職を有利に進めるのに非常に役立ちます。

 

 

まとめ

他にも、行政書士や社会保険労務士などの資格を持っていると様々な場面で役立ちますが、これらの資格は取得するのにかなり難易度が上がるため、まずは簿記に認定から初めて見るのがオススメですよ。