【問13】 宅地建物取引業法に関する次の記述の正誤を答えなさい。
宅地建物取引業者は、宅地若しくは建物の売買等の相手方に対して、売買契約を締結した後に重要事項説明書を交付して説明しなければならない。
【正解】×
【解説】宅地建物取引業法35条によると、重要事項説明書(いわゆる35条書面)は、契約締結までの間に交付し、説明しなければならないとされている。これは、重要事項説明書は契約締結をするかしないかの重要な考慮事項が多く記載されている書面であることから契約成立前に交付する義務を課した。
宅地建物取引業法の中でも35条は特に重要な条文であることから一読しておくことをお勧めしたい。
よって、本記述は契約締結後に交付としている点で誤り。