【問12】 宅地建物取引業法に関する次の記述の正誤を答えなさい。
宅地建物取引業者は、自己の所有に属しない宅地又は建物についても原則として自ら売主となり売買契約を締結することができる。
【正解】×
【解説】宅地建物取引業付33条の2によると、宅地建物業者であっても他人物売買をすることはできない。しかし、既に当該他人の宅地又は建物を取得する契約を締結している等特別な場合には自ら他人物売買を締結することができる。これは、既に当該他人の宅地又は建物を取得する契約を締結している場合には、他人物売買でも登記名義を取引相手に移転させられなかったという事態が起こりにくいからである。よって、原則としてできるとしている本記述は誤り。