制限行為能力者に関する
【問4】 制限行為能力者に関する次の記述の正誤を答えなさい。
制限行為能力者の相手方は、その制限行為能力者が行為能力者となった後、その者に対し、一か月以上の期間を定めてその期間内にその取り消すことができる行為を追認するかどうかを確答すべき旨の催告をすることができる。この場合において、その者がその期間内に確答を発しないときは、その行為を取り消したとみなす。
【正解】×
【解説】民法20条によると、その者がその期間内に確答を発しないときは、その行為を追認したものとみなすとされている。
これは、既に行為能力者であることから特別の保護をする必要がないため、原則どおり追認したものとみなすとしている。よって、本記述は誤り。