なんだか地味なイメージがある簿記認定ですが、これほど持っていて役立つ資格も少ないのではないでしょうか。

 

今の時代は、様々な職種や会社がありますが、どこにいっても経理という仕事は存在します。
しかも、オフィスワークに憧れる人は毎年多くなっており、求人率や応募率もとても多いというのが特徴的です。

 

特に女性の場合は、結婚して子供を出産して落ち着いたらまた職場復帰したいと考える方が多いと思いますが、そんな時でも簿記の資格を持っていると就職には圧倒的に有利です。

 

そこで今日は、会社で求められている簿記のレベルや簿記資格の必要性についてお話したいと思います。

 

企業で求められている簿記レベルは2級から

 

簿記を取得するにあたり、3級でよいのか2級で良いのかと迷う方も多いですよね。
まず、3級と2級の違いを説明していきましょう。

 

「簿記3級」

 

初めて簿記の資格を取るという方は、基礎知識をしっかりと学べる3級がおすすめですが、3級では商業簿記の基本的な知識を学ぶため個人経営の会計処理が主となってきます。
そのため、企業での会計処理には役不足と言わざるおえません。

 

「簿記2級」

 

ここでは、3級での基礎知識を基に株式会社などの企業での会計処理を学びます。
難易度は3級と比較するとかなり上がってしまうので、素人がいきなり挑戦した場合の合格率は低くなります。
より細かな商業簿記や会計処理が学べるため、企業が必要とする簿記レベルは2級以上だといっても過言ではありません。
履歴書に記載することで就職を有利にしてくれる効果も期待できます。

 

簿記資格の必要性

 

今の時代は、新卒でもなかなか就職が決まらないと言われています。
その背景には、企業が求めているのは学歴ではなく即戦力であり、それには基礎知識を学んでいる有資格者の方が就職には有利になるのです。

 

特に簿記に関してはどの会社でも活用できる知識を学べるので、持っていて損はない資格と言えます。

 

また、将来個人で起業しようと考えている方や、自営業の跡を継ごうと考えている方。
女性の場合は、結婚相手が独立を考えているといった場合には、持っていると後に大きな効果を発揮します。
優れた会計処理能力でコストを削減できればその分利益につながりますし、目に見えた成果を発揮できるためやりがいもあります。

 

若い人に限らず、主婦の方にもおすすめの簿記資格。
是非この機会に検討してみてください。